九州中部横断たすきリレー(大分から熊本へ子どもたちに笑顔を届けるプロジェクト)
企画・呼び掛け人:日本一周ランナー 井上 幸夫
1 趣旨
(1) 熊本の子どもたちを励ます。
(2) 熊本の子どもたちを支えている大人(職員)を応援する。
(3) 大分から熊本まで、賛同者がたすき(マイたすきまたは各地で使用しているたすき等)を掛けてウィズラン(一緒に走ること)する。
(4) 熊本の子どもたちへ、勇気と希望の込められたたすきを届ける。
(5) 全国に向けて、「熊本は元気だ!」、「子どもたちのために大人は力を合わせて頑張っている!」というメッセージを発信する。
(6) 子どもに関わる機関が手をつなぎ地域住民と一つになって、子どもの笑顔と明るい未来を育む。
(7) 上記(6)を目的とする「熊本たすきリレー」実施のための運営資金として、ランナーが走った距離に応じて寄付する(チャリティラン:1キロ当たり10円~100円でお願いする)。
2 日程
11月19日(土)、20日(日)、21日(月)
3 ルート (道路の整備状況とJR時刻表を確認)
大分駅――42㎞(国道442号)――豊後竹田駅――12㎞(国道57号豊後街道)――豊後荻駅
豊後荻駅――22㎞(県道640・214号・国道57号豊後街道)――宮地駅
宮地駅――13㎞(国道57号豊後街道)――赤水駅――16㎞(県道23・339号)――肥後大津駅
肥後大津駅――12㎞(国道57号・県道337号)――龍山学苑(熊本市・児童養護施設)
龍山学苑――熊本市内関係機関及び観光地巡り――熊本城
4 第一日:11月19日(土) 大分駅~豊後荻駅までの54㎞
(1)8時大分駅前をスタート、豊後荻駅に17時ゴール予定、54㎞を9時間で走る(走行時は1㎞7分ペース)。途中、関係機関やコンビニ等で休憩を取る。ウィズランされる方は、ご自身の都合に合わせ距離を決めて走って下さい。事前に連絡を取り合って、合流地点を確認しておきましょう。
(2)車を手配できない時は、豊後荻駅17:10発豊後竹田行きに乗車、豊後竹田駅17:24着(宿泊) 豊後荻駅17:10発に乗り遅れると、次は、20:17発となる。
(3)駅周辺にホテル・旅館、竹田温泉「花水月」有り。「たけた竹灯籠・竹楽」開催期間中
5 第二日:11月20日(日) 豊後荻駅~肥後大津駅までの51㎞+5㎞=56㎞
(1)車を手配できない時は、豊後竹田駅6:41発宮地行きに乗車、豊後荻駅7:03着
(2)7:30スタート、肥後大津駅に17時ゴール予定(宿泊)、56㎞を9時間30分で走る(走行時は1㎞7分ペース)。途中、関係機関やコンビニ等で休憩を取る。ウィズランされる方は、ご自身の都合に合わせ距離を決めて走って下さい。事前に連絡を取り合って、合流地点を確認しておきましょう。
(3)被災地の関係機関を訪問する予定である(走行距離が5㎞くらい増える見込み)。被災地の関係機関(役場等)へは、事前に訪問の趣旨を連絡し了解を得ておく。
6 第三日:11月21日(月)「虐待防止オレンジリボン熊本たすきリレー2016」
肥後大津駅~12㎞~龍山学苑~26㎞~熊本城=38㎞
(1)たすきは、肥後大津駅を8時30分スタート、龍山学苑に10時30分到着予定である。
(2)贈呈式・開会式10:45~11:00龍山学苑
大分から運んできた全国各地のたすきを熊本の関係機関に贈呈し(引き継ぎ)、熊本県の第1回たすきリレーを開催する。熊本の関係者や子どもたちが市内をウィズランする時にそのたすきを掛けて走る。
(3)ルート 龍山学苑11:00発➡11:40着中央児相11:45発➡12:10着広安愛児園12:20発➡
13:15着県庁新館13:20発➡13:30着慈愛園13:40発➡14:10着熊本市児相14:20発➡
14:40着菊水学園14:50発➡15:10着県社協15:15発➡15:30着
熊本市役所15:40発➡15:55着藤崎台童園16:05発➡16:15着熊本城二の丸広場
(4)1㎞を10分で設定する(走るペースは1㎞7~8分)。各中継所でたすきの引継ぎとランナー紹介及び写真撮影を行う。中継所に留まる時間は5~10分程度とする。ランナーは現地集合現地解散とし、荷物や着替え等は自己管理とする。
(5)雨天時、1㎞12分のペースで傘をさして歩くこともある(また、次の中継所に遅れそうな時は伴走車に乗って移動することもある)。
(6)閉会式16:15~16:30熊本城二の丸広場
(7)①事前に警察署に申請を出し、道路使用許可を得ておく(地図上にルートを明示)。
②ランナー等は「全国社会福祉協議会ボランティア行事用保険」にまとめて加入する。
③AEDを用意し伴走車・自転車または先導ランナーが携行する。
④参加申込書を作成し、参加者から署名・捺印をもらう。
⑤施設の児童や未成年者は施設長または保護者の同意を得る。
⑥参加者本人の連絡先(携帯電話)と緊急時の家族への連絡先を記入してもらう。
⑦参加者には健康保険証を携行してもらう。
⑧チャリティランナーとして寄付を募り(20歳以上1口500円)、運営費に充てる。
⑨オレンジのたすきを用意する。事前に各機関でたすきに寄せ書きして当日持ち寄る。
⑩横断幕(紙)、オレンジリボン(フェルト)、ゴールテープ(布)等を作成する。
⑪今後の中継所候補:児童福祉施設(保育所等)、保健所、小中高大学、商業施設、駅
7 その他(3日間を通して)
(1) 実質の走行距離は3日間で約150㎞になる。九州中部横断たすきリレーは2泊3日だが、参加者によっては前泊と後泊を入れ4泊5日となる。
(2) 宿泊施設の予約や荷物の移動・管理については参加者各自にお願いする。
(3) 全国からできるだけ多くのたすきを結集させる。ランナーは、地元で使用しているたすきや応援メッセージを寄せ書きしたオリジナルのたすき(マイたすき)等を持参して下さい。
(4) たすきや「熊本たすきリレー」への寄付金を届けたいがたすきリレーに参加できない場合は、事前に井上が預かり届けますのでお声掛け下さい。
(5) 送迎車及び伴走車を募集します。九州特に大分・熊本の関係者で車の融通が利く方がいらっしゃいましたらご連絡下さい。
(6) ランナー及び車等は交通ルールを守り、事故が起きないように万全の注意を払う。
(7)ランナーはオレンジ色を身に着けて走る(例:Tシャツ、タイツ、帽子、タオル等)。
(8)ランナーは体調管理に努め、水分補給及び給食についても各自が責任を持つ(健康保険証携行)。
(9)大分県と熊本県のメディアに情報提供する。
8 参加希望及び問い合わせ等は、呼び掛け人の井上までお願い致します。
(1) E-mail: yi627everonward@hotmail.com
(2) 携帯メール: yi627everonward@docomo.ne.jp
(3) ホームページ:http://orange-tasuki-jp.jimdo.com/
「オレンジリボンたすきリレー目指せ!日本一周」
「イノウエユキオ オレンジ タスキ」でも検索可能です。
(4) Facebook:https://www.facebook.com/orange.tasuki.jp/
*フェイスブックはホームページのトップページからでもご覧頂けます。
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実施報告
1 お礼
「九州中部横断たすきリレー(大分から熊本へ子どもたちに笑顔を届けるプロジェクト)」について、ご協力下さいまして誠にありがとうございました。おかげさまで、お預かり致しましたたすき34本(約900人の応援メッセージ)を熊本の皆様へ無事に届けることができ、また熊本の皆様とそのたすきを掛けて関係機関を回り笑顔をつなぐことができました。
熊本の皆様におかれましては、「たすきリレー」という初めての取り組みに対し、児童養護施設の皆様を中心に子どもに関わる関係機関の皆様のご協力のもと、準備から当日の運営まで本当にお疲れ様でした。熊本の皆様の固い絆と心意気を感じました。
私とウィズランして下さった皆様、大変心強かったです。アップダウンの激しい山越えでしたが、肩から掛けたたすきの重みと皆様の励ましのおかげで、150㎞を走ってたすきをつなぐことができました。
2 11/19(土) 大分駅➡豊後荻駅 56㎞ 17人でウィズランしてたすきをつなぐ
大分駅府内中央口の大友宗麟公像前に中高生を含む17人の施設関係者が集まりました。8:30スタート、国道442号線から国道57号線を走り、17:08豊後荻駅にゴールしました。朝から夕方まで箱根駅伝の5区山上りをしているようでしたが、秋色の景色が私の気持ちを和ませてくれました。宿泊地の豊後竹田では、ちょうど「竹楽」という竹灯籠のお祭りが開催されていました。
3 11/20(日) 豊後荻駅➡阿蘇➡肥後大津駅 55㎞ 7人でウィズランしてたすきをつなぐ
8:00豊後荻駅をスタート、宮地駅付近の道路に阿蘇の火山灰が溜まっていました。JR豊肥本線赤水駅手前を右折して阿蘇のミルクロードに入りました。グングンと高度を上げ阿蘇の外輪山を越えました。覚悟は決めていたものの、前日の疲れもあり厳しい道のりとなりましたが、阿蘇の雄大な自然の中に溶け込むことができました。16:54何とか肥後大津駅にゴールできました。
4 11/21(月) 肥後大津駅➡龍山学苑➡熊本城 38㎞ 約100人とウィズランして笑顔をつなぐ
8:50肥後大津駅から児童養護施設職員さん2人と「熊本たすきリレー」の開会式が行われる龍山学苑を目指して走りました。贈呈式・開会式では34本のたすきを披露させて頂きました。熊本の皆様と全国の皆様が一つに結ばれた瞬間に立ち会えたことを嬉しく思います。約100人の関係者(他県より佐賀県の施設職員さんが参加)がチャリティランをしながら、16:18熊本城二の丸広場にゴールしました。
プロジェクト名の『子どもたちに笑顔を届ける』には、「私たち大人は子どもの笑顔に救われます。子どもも大人の笑顔に安心します。大人に笑顔が見えないと、子どもは不安になります。苦難を前に、大人が笑顔を絶やさずにいるためには、仲間との連帯が必要」「笑顔の種を蒔き、そして笑顔の花を咲かせましょう!これからも絶えることなく、子どもたちに笑顔の花を送り続けていきましょう!」「たすきリレーを通じて、連帯や協同の意識をより高めていこう」という意味が込められています。